クロ旅行記 ブルネイ王国 ゴルフ&エンパイアホテル編 【第一編】 

ブルネイ王国。シンガポールから飛行機で2時間。近いのに、何故か余り知られていない国ですが、そこには素晴らしいホテルとゴルフ場がありました。アジアでもちょっと違った雰囲気を持つブルネイ王国。そのブルネイ王国にある、6つ星、7つ星と言われている超豪華ホテルThe Empire Hotel & Country Club(エンパイアーホテル&カントリークラブ)の協力を得て、今回ブルネイに行ってきました。知られざるブルネイ王国を、体験談を交えながら詳しくご紹介していきます。(Updated on 26 Aug 2003)
 

[何故ブルネイへ? | お酒について | 日程 | ブルネイの印象 | ロイヤルブルネイ航空]
Brunei Darusslam 2003年6月30日-7月2日 
何故ブルネイへ?

ブルネイってどこにあるの?という方もたくさんいらっしゃると思いますが、私も7年半シンガポールに住みながら、ブルネイのことは全く知りませんでした。アジアの話をする時もブルネイは対象外で、知っていることと言えば、石油でリッチな国ということと、シンガポールの通貨が共通で使えること、そしてイスラム教の国であることぐらいでした。まさか、こんなに素晴らしいホテルとゴルフ場があるとは、想像もしませんでしたし、行って体験して本当に良かったと思います。表現すると、マレーシアの田舎の素朴な雰囲気に、所々富豪の王様の全く違う超豪華な世界が存在するという感じでした。

そんなブルネイに何故行くことになったかというと、某ホテルに勤めている私の友人が、視察でこのエンパイアホテルに行ってきたところ、すごく感激して、「すごいホテルだった!別世界だった!あんなホテルみたことない!」という話を私にしてくれたのです。この友人は以前プロゴルファーについて世界を飛び回っていた方で、プロゴルファーのプライベートジェットにも乗ったりしたことのある女性なので、お目が高く、彼女が言うのならすごいんだろうな!と思ってWebsiteを見たところ、このホテルにJack Nicklaus設計のゴルフ場があることを知り、また、ブルネイ内にロイヤルブルネイGCCという以前は王様の遊び場だったというゴルフ場があるということを知り、これは是非行ける時に行っておきたいなと思って、思い立って行ってみることにしたのです。

今回のブルネイでのゴルフは,、エンパイアホテルの協力を仰ぎながら、ホテルに隣接しているエンパイアーCC、そして、ホテルから車で5分程のロイヤルブルネイGCCを体験してきました。意外と知られていないブルネイ王国での超豪華な休日、そしてすばらしいゴルフ場をご紹介したいと思います。

上記ブルネイの地図はさんからの協力により掲載させていただいております。


お酒について

先ずはちょっと気になるお酒についてお話しましょう。ブルネイはお酒が飲めない!と思っていらっしゃる方も多いと思いますが、そんなことはありません。但し、ブルネイでは全く買えないので持込になります。でも、ビールは缶ビールで1人12本まで、そして、ビールとは別に、ワインやリキュール類も1人2本まで持ち込みが可能です。私は、チャンギ空港のDuty Free Shopで購入して手荷物で持って行きました。そして、ブルネイに到着後、空港で持ち込みのための申請用紙に記入して手続き完了です。その申請用紙の控えは帰国まで保存しておきます。ちなみに、申請用紙は空港でもらえます。

飲酒についてですが、ホテルでは、自分の部屋ではもちろん可能ですが、ホテル内のレストランは、レストランによってはお酒の持込が可能で、お酒を持っていくと冷やしてくれたり、グラスや氷を用意してくれてサービスしてくれます。また、レストランのスタッフがきちんと注いでくれたりします。ちなみにゴルフ場のクラブハウスではお酒は飲めませんでした。

今回、お酒について思ったことは、確かに、場所の制限はありますが、飲めないわけではなく、また、逆にDFSで買って持ち込むので、ホテルで注文して飲むより安上がりでした。特にビールは、通常ホテルのレストランで注文すると1杯10ドル≪700 円≫位ですが、チャンギ空港のDFSでビールを買うと1缶2ドル≪140円≫ですので、考えようによってはお得だと思います。もちろん、ゴルフの後のクラブハウスでの一杯はやはり格別ですし、確かに飲酒に制限があるので、多少不便も感じるかもしれませんが、個人的にはこの素晴らしいゴルフ場とホテルをを堪能しに行くのに、お酒の制限は二の次になったというのが本音で、持ち込み出来て飲めないわけではないので、十分対応できる範囲かなと思いました。

ちょっと裏話ですが、今回お会いしたブルネイ在住の外国人ホテルマンの方に「お酒はどうされるんですか?在ブルネイ外国人は特別の措置があるんですか?」と聞いたところ、特に特別措置はないそうですが、ブルネイとマレーシアの国境にお酒を買えるところがあって、パスポートを持ってそこへ買いに行くそうです。このためにパスポートのハンコがかなり一杯になっているとのことでした。

ちなみに、団体旅行の場合は、お酒の免税許容範囲は同じですが、搭乗する飛行機に別荷物で一括して乗せるというアレンジもできるそうです。例えば、コンベンションやイベント等の関係で、エンパイアホテルに団体で宿泊する場合は、シンガポールオフィスの方で、そのようなアレンジをしてくれるそうです。

日程

今回の日程を御紹介します。今回はロイヤルブルネイ航空を利用しましたが、その他に、シンガポール航空も飛んでいます。但し、フライトスケジュールが変わってきますので、また、ロイヤルブルネイも曜日によって変わってきますのでご注意下さい。
2003年6月30日(月)
1200 シンガポール発 BI422
1400 ブルネイ到着
1500 ホテル到着
1600 ホテル見学
夕食
夕食後、ゴルフ練習場へ
2003年7月1日(火)
0930 スパでマッサージ
1200 昼食
1300 The Empire Hotel CC Tee-off
夕食
夕食後 ジェルドンパークとポロクラブを視察
2003年7月2日(水) 0900 市内観光
1000 ホテル最高級エンペラースイート拝見
1100 Royal Brunei GCC Tee-off
1815 BI429ブルネイ発
2015 シンガポール着

石油と天然ガスで超リッチな王国ブルネイ。国の概要については、下記のサイト(ブルネイよいとこ南の風通信・日本ブルネイ友好協会)にてとても詳しく紹介されていますので、是非参考にしていただければと思いますが、今回は私が感動したブルネイの一般概要についてお話します。

どんな世界が待っているんだろうととても期待に胸を膨らませて行ったブルネイですが、先ずブルネイ空港に降りて思ったことは、「空が青い!」でした。これには、びっくりしました。いつもの近隣諸国に行く感覚で行ったので、空が青いということは全く期待をしていなかっただけに、「ボルネオ島だから空気もきれいなのかな?」とも思いながらも、とてもうれしかったです。また、驚いたことは、道路の標識が全てシンガポールと同じなのです。空港からホテルに向う道中で気が付いたのですが、思わず、"Jerdong"と書かれてある標識を"Jurong"と見間違えそうでした。後から聞いた話ですが、ブルネイは1984年に独立したときに、シンガポールの道路のシステムを取り入れたようです。

さて、ブルネイについてですが、行く前に「国王が世界のお金持ちのリストに名前に連ねていて、その地位を守るために、毎日一億円使わなければいけない」という話を聞いたり、「今回宿泊する予定だったエンパイアーホテルは国王が邸宅の一部として元々建てた建物をホテルにした」とか、いろいろなスケールの違う超リッチな話を聞いていたのでとても楽しみにしていまたが、期待を裏切ることなく、ちょっと違ったアジアの近隣諸国を見たという感じでとても面白かったです。ただ、正直なところ、街を散策しただけでは、マレーシアの田舎と変わらないかな?と思ったりもしましたが、やはりこのホテルの豪華さに圧倒された感じがします。それにしても、「毎日一億円を使いなさい!」と言われたら、すごく難しいなと全く必要ないことを想像してみるのも、ブルネイならではですし、街は素朴なごく普通のマレーシアの田舎街という感じですが、国王の絡んでいることに関しては桁が全く違う話ばかりで、そのギャップもなかなか面白かったです。活気のある話がなかなかない昨今、「お金は厭わないから、世界で一番いいものを用意して」というような話があるブルネイ。やはり、資源が豊富な国は違うなと思いました。この資源も、噂によるとあと25年位で底をつくいう話もあるようですが、お気楽ブルネイ人は、なくなったらなくなったときに考えようかな?と思っているのかな?というような雰囲気でした。

あと、びっくりしたのは、この国は税金がないこと。またまた資源の豊富な国は違うなと思いましたが、この国では、税理士という職業はないんだ・・・とふと思った次第です。あと、医療費もかなり安いと聞きました。

その他、ブルネイの概要は、前述の通り下記のホームページに詳しく丁寧にまとめられて載っていますので、是非読んでみてください、。知られざるブルネイ王国が見えてきますよ。
  

個人的な感想としては、ブルネイの街にただ遊びに行くという観点では、飛行機代もほかとアジア諸国に行くのと比べて、高いのであまり魅力的ではない気もしますが、このエンパイアホテルは本当に別世界で一見価値はあると思います。こんなに贅沢を尽くした建物は、世界中旅してもなかなかないと思いますし、また、ゴルフ場が本当によかったです。個人的には、エンパイアホテルに宿泊して、ホテルのゴルフ場とその他1-2ヶ所のゴルフ場でプレーして、空いている時間にちょっと市内や見所を観光するというプランがオススメだと思います。得に、ホテルのゴルフ場は素晴らく、このような素晴らしいゴルフ場が知られていないのは本当にもったいない気がしました。ちょっと一風変わったゴルフツアーを楽しみたい方にはオススメだと思います。

Royal Brunei 航空の体験記



ロイヤルブルネイ航空。きっとブルネイに行く時しか利用する機会がないだろうということで、今回乗ってみました。ちなみにブルネイへはシンガポールから、シンガポール航空とロイヤルブルネイ航空が飛んでいます。行く前にチケットを調べたところ、ロイヤルブルネイの方が、80ドルほどその時は安かったですが、一般的にブルネイはこの2路線しかないせいか、バンコクよりも飛行時間が短いのに、航空券は意外と高かったです。参考までに私が行ったときは、空港税等を入れて、ロイヤルブルネイで470ドル、
シンガポール航空で550ドル位でした。ちなみに、空席状況を調べた時、シンガポール航空は満席でしたが、ロイヤルブルネイは結構空いていました。飛行時間は、シンガポールからブルネイまで約2時間です。

さて、初めて乗ったロイヤルブルネイの感想ですが、「実質的だなあ」と思いました。別の言葉で表現すれば、ただ交通手段と割り切るような感じで、サービスというよりは、ブルネイに行くのに必要最低限な内容で運んでくれる・・・というような感じでした。行きの飛行機は3人掛けの椅子が2列しかない小さな飛行機で、しかも機体は古く、シートも最初座った座席は背もたれがペコペコと音がして引っ込むので、座席を変わったくらいです。機内食も余り期待できず、もちろんお酒は無し。ワインの形の瓶に入れた炭酸入りジュースをアルコールの代わりにサービスしていましたが、試しに飲んでみましたが、やはり味が合わず、余り飲めませんでした。ちょっと人工的な味でした。ちなみにお酒は機内に持ち込めて飲めます。乗客の中にはビールを持って入っている人も結構いました。帰りの飛行機は、ちょっと大きめの飛行機で安心しましたが、やはり機は古いなというものでした。もちろん、機内販売はありませんでした。この写真は行きの飛行機の機内の写真を撮ったものですが、女性のスチュワーデスさんは頭をこのように隠していました。
さて、そんなロイヤルブルネイも二つ面白かったことがあります。一つは、離陸前にお祈り(コーラン)がスクリーンで流れること。「アラー」という言葉が聞き取れました。そして、帰りの飛行機では、、フライトインフォメーションと一緒に、メッカの位置を示す方位磁石みたいな画面が出てきて、さらに、メッカまで何キロという距離表示も出るのです。これにはかなりびっくりしましたが、でもロイヤルブルネイらしい光景で、面白かったです。ちなみに、周りを見渡しましたが、お祈りしている人はいませんでした。

個人的には、予算とフライトの時間が合えば、次回はシンガポール航空で行ってみたいなと思いました。ただ、異国の体験をするということで、ブルネイ航空も1度は是非体験の価値あり!だと思います。

次回は、超豪華エンパイアホテルの紹介です。お楽しみに!



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