朝8時チャンギ空港集合。チェックインの際、出張の回数が一番多く、SQのKrisFlyer Gold保持者の 一人は、ビジネスにアップグレードしますと言われたにも関わらず、 他の3人に合わせてエコノミーで搭乗。 KL到着後、空港のタクシーカウンターで、ミニワゴンを予約。 ゴルフバックと、機内持ちこみ可の大きさのスーツケースがそれぞれ4人分あるので, ミニワゴンにしました。空港からSaujanaまで約45分で、 RM170ドル/car(約5千円)。ただし、ミニワゴンは車高が高いため、舗装の悪いマレーシアの 道路では、車に酔いそうなくらい、ゆれが激しかったので、 今後はタクシー2台の方がいいと思います。空港で、 ゴルフバックを担いだ女性4人の集団は目立ったようで、「あなた達は プロゴルファーなんですか?」と聞かれてしまいました。
プロゴルファーに間違えるのもまんざらではなく、気分のいいままホテルにチェックイン。ただ、
Hyattなので、ある程度のサービスを期待していったにも関わらず、やはりマレーシア。
たかがチェックインに何故こんなに時間がかかるの?という感じでした。
2人HyatteのGold Passport Card の保持者だったので、
Gold Passport用の部屋に泊めてもらいましたが、
こちらから言わないとアップグレードはしてくれません。
といっても、そんなにお部屋自体は変わらないと思います。
とりあえず無事チェックインして、すぐに衣装会議。
びっくりしたのは、とくに打ち合わせをしていないのに、
みんな風呂敷に包んで登場。
出張で旅慣れた女性は、みんな風呂敷を愛用しているのがわかりました。
それにしても、この会議は仕事の会議なんかよりはるかに真剣そのもの。
床からベッドからウエアを広げて、ああでもないこうでもないと、それは楽しかったです。
無事に1日目2日目に着るウエアの組み合わせを確定して、
ランチ後早速プレー。
実はこの日、ここはやっぱりマレーシアなんだなあという
実感を味わう出来事が発生してしまいました。
普段はマレーシアといってもシンガポールの隣のジョホール州で、
それほど宗教のカラーを感じないのですが、
クアラルンプールはやはり、マレーシアの文化で、イスラム教の国でした。
女性4人のグループは偏見の対象になってしまい、
スターターのマレーシア人のおじさんは
難癖つけて絡んできて、それはもう酷い対応でした。 そのうちの一つを紹介すると、OUTが終わりINのスタートの時、スターターの人が
「あなたたち、この2フライトはみんなシングルだから、
この人達待つ?そのほうがゆっくり出来るんじゃない?」と、
なんと今から1番からティーオフをしようとしている2組を指して、
10番にいる私達に皮肉たっぷりに言ったのです。
最初わけがわからず、「えっ?この人達1番からそのまま10番に来るんですか?」
とまじめに聞くと、「もちろん9番までプレーしてからだけど」と、
薄ら笑いを浮かべながら完全に見下した発言。ちなみにこのスターターの人は
私達のプレーなんか全く見ていないのにこの発言。
反撃するべく、「マネージャーに言ってやる」と
名札を見て、名前をとりあえずスコアカードに書いたけど、
効き目なし。そう、ここはもうコネの世界なんですね。彼のコネの方がはるかに
勢力があり、そんなの意味ないよと言った感じの対応でした。
ちなみにその人は、そのシングルのメンバーの人達には、「ミネラルウォーターを後でカートに届けますよ」
なんていう特別サービスをやっていたんですよね。チップ弾んでるんでしょうね。 そんなことがあって、気分悪く後半スタートしプレーしていたところ、
そのスターターのおじさんは、懲りずに今度は14番Par3でまた私達を待ちうけていたのです。そして、
「Excuse me」と白ティーからプレーしている私に(この日は2人は白からプレーしていた)
、「女性は赤から」と叫びながら遠くから近づいてきていたのですが、
聞こえないふりをして近づいてきたところでバシっとティーショット。
その球がなんと、150M超ナイスショットで
べたピンに。それを見た瞬間から、そのスターターのおじさんは急に態度が変わっておとなしくなり、
「もう一人だけ白からプレーするんだよね。OK。」と細々と言って去っていきました。
この時は爽快そのもの!!
「ゴルフのショットでビシッと黙らせた」という感覚が妙に嬉しくて、その日は
スコアはさておき、とても満足でした。これがこの日一番嬉しかったショットです。 ちなみに、コースのコメントをすると、このBunga Raya Courseは練習用にはいいですが、
わざわざシンガポールから来て、楽しむというほどの価値はないと思います。
カートはカート道のみで、結構起伏の激しいコースなので、疲れます。
ゴルフの後はホテル内のイタリア料理のレストランでお食事。
みんなおしゃれして登場。おなかいっぱい食べて、
飲んで、写真を撮って、みんな10時半にはお休みモードでした。
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