クロ出張&旅行記 上海編 第一編
今注目の上海。実際に行ったいろいろな友人からも勧められて気になっていたところだったのですが、今回仕事で行ってきました。中国は、ゴルフ旅行で昆明に行ったことがありますが、上海は初めてです。

今回はゴルフバックを担がなかったのですが、仕事が終わった後延泊して、上海の街をじっくり探検してきました。そして、その延泊の間は日本から母を呼んで、母娘で上海旅行を楽しみました。そんな上海出張記&旅行記をお届けします。


第一編は、上海の印象、タクシー、上海の優れもの、スーパーでの買い物、お気に入りの御茶屋さん、上海雑技団です。
(Updated on 3 Mar 2003) 
China (Shanghai) 中国上海 2002年12月2日-8日
上海の印象

ビジネスの視点からも旅行先としても注目されている上海。日本でも「日本から近い新しい観光スポット」として、雑誌で、そしてテレビでいろいろな特集が組まれて脚光を浴びているところですが、シンガポールでも今ホットな場所としてたくさんの人が興味を持っているところです。シンガポール人にとっては、特に中国語(マンダリン)が話せることもあり、上海は身近に感じられるのでしょうか? 上海線はいつも混んでいます。

まずは、ビジネスの観点からみると、とても動きのあるところだなと改めて感じました。お会いした方から、「月度経済統計が1ヶ月経つと古くなる」と聞いたときにはびっくりしました。中国では毎日1社〜2社の割合で日系企業が進出しているという話も興味深かったですし、某ヘッドハンティングの会社の友人も、今は中国にたくさんマーケットがあると話していました。また、「マーケットシェアなどのきちんとした数字がない」というのも上海らしかったです。まだまだ国の規制がいろいろあるとは言うものの、仕事でいろいろな方とお話して、久しぶりに前向きの活気を感じることができた出張でした。今近隣諸国で前向きの活気を感じられる国は上海とバンコクくらいでしょうか?ただ、駐在員の皆様からは、急成長は認めながらも、かなり冷静な目で分析されていらっしゃるお話も興味深かったです。

今回の出張でいつもと大きく違うところは「言葉」でした。今まで、東南アジア諸国や香港等では、それぞれの国で母国語があっても、基本的にみんな英語が話せるので、英語が話せればビジネスの場では問題なかったのと、プライベートの時間もそれほど不自由を感じませんでしたが、上海は違いました。マンダリンができないと無力を感じるところでした。日系企業に連絡したときに、ちょっとびっくりしたのは、「中国語か日本語」という選択で、英語という選択肢がないのです。ミーティングも日本語か中国語でした。ホテルでは英語はまあまあ通じますが、それでもイメージとして東南アジア諸国の平均の半分以下でしょうか?尤も中国だから当たり前といえばそうなのですが、シンガポールで慣れている私にとって、また、我が社の上海オフィスのスタッフが英語ができたこともあって、なんとなく中国人でもみんな英語が喋れるだろうという先入観があったので、ちょっとびっくりしてしまいました。そして、もっとびっくりしたことは、お会いした日本人の皆さん全員中国語が堪能だったことです。これも当たり前といえばそうなのですが、上海人の同僚から、あの方は本当に日本人?と聞かれた方もいらっしゃいました。上海語を操る方もいらっしゃいました。同僚も私も、中国語が話せる日本人がこんなに多いのかとびっくりしながら、また、日本語の話せる中国人も本当に多いなとびっくりしました。

また、今回の旅行で強く感じたことは、「上海は、ハード面はテレビや雑誌で見たのと同じでしたが、ソフト面がまだまだ・・・」ということでした。私もシンガポールでサービスの悪さや自分勝手な行動にはかなり慣れていたつもりですが、想像を超えるギャップに正直かなりのショックを受けました。サービスという概念がまだまだないのかなと思いました。今後これに関してはかなりの発展の余地があるなと思いました。また、あからさまな白人とアジア人の差別にもびっくりしました。同じアジア人なのに何故だろう?と、これまたショックでした。きっとハードの部分がそれなりに整ってきているだけにその差が大きく感じられたのかもしれません。ある上海人の方が、「2008年のオリンピックや2010年の万国博覧会を迎えたら、上海もソフト面の大きな改革の時期を向かえるだろう」おっしゃっていましたが、多分そうだろうなと想像しています。

今回のプライベートの時間での一番の旅の思い出は、中国茶の奥深さと、美味しい食べ物でした。そして、フランスの租界時代の洋館を活かしたレストランなどは雰囲気もよく、上海らしさを感じられる空間で心地よかったです。また、気に入ったお店などを、後程紹介していきたいと思います。


タクシー

まず、タクシーは一人で乗っても、夜12時頃乗っても、怖い思いはしませんでした。ただ、運転が異常に粗く何度も怖い思いをしました。乗り方のコツとしては、駐在員の方からのアドバイスで、「中途半端な中国語の発音だと間違えられるので、必ず紙に漢字で行き先を書いて運転手に渡してください。その方が通じるから」と言われ、そのように実行してみましたが、おかげさまで行き先を間違えらることはなかったです。

ただ、運転がかなり怖いです。信号無視もあれば、2台の車が近づいたとき、20センチ位までキューッと近づいてからやっとどちらかが譲るという感じです。何度も「ああ・・・ぶつかる!!!」と思いました。本当に心臓に悪かったです。歩行者として横断歩道を渡るときも、何度か轢かれそうになりました。また、まだお金を払っているのに、次の人が平気で乗り込んでくるのにもびっくりしました。

上海は右側通行なのですが、ドアの左から降りようとしたら、同僚の上海人に「危ないからダメ!」ときつく叱られました。でも、確かに危ないのはしばらくたってよくわかりましたが。


上海の優れもの 

雨合羽

上海旅行中、雨が結構多かったのですが,この雨のおかげで面白発見をしました。自転車の多い上海。雨になると、皆さん雨合羽を着て自転車に乗っているのですが、この雨合羽がなかなか優れものなのです。私の母は大変気に入り、結局スーパーに行って1つ買ってきました。どんなに優れものかというと、荷物が濡れない、帽子につばがついている、マントみたいなので、身軽で風通しがよいなどなどです。この右の写真がその雨合羽ですが、母はワイン色を購入。ちなみに黄色が一番目立っていました。地元香川県では最近傘差し自転車走行が厳しく取り締まられているということもあって「ものは試し!?」と購入したのですが、ただ、いくら地方と言えども、実家のある高松の街中でもさすがにかなり目立つかなと思います。ちなみに、未だに母からは使ったという報告を受けてません(笑)。「恥ずかしかったら庭掃除の時に着るわ!」と言っていましたが。

ハエ叩き

雨合羽の話で上海にいらっしゃる日本人の方と盛り上がっていたときに、その方から、もう一つ上海の優れものを紹介してもらいました。なんと「乾電池を使うハエ叩き」です。このハエ叩き、乾電池によって、微電流を流してハエを叩かずにハエの辺りを仰ぐだけで退治できるというものらしく、なかなか優れもののようです。ただ、季節が冬なので、現物を見ることはできなかたのですが、面白そうですね。次回は是非スーパーで探してみたいなと思っています。


スーパーでの買い物

いろいろな国に行くと、私は必ずスーパーに寄るのですが、今回も伊勢丹の地下のスーパーに行ってきました。食料品売り場がなんとなく昔の日本かな?と思わせるような雰囲気で、母も、「いや、昔の日本のスーパーみたい。でも、もうあの時代には戻りたくないけど」と、言っていました。伊勢丹のスーパーなので、他よりはきっと高いと思うのですが、豆腐が1元(約15円)、お野菜は日本のほぼ半額でした。鶏も首付きのまパックされていて、卵もばら売りでした。

お気に入りの御茶屋さん

妹がお茶のインストラクターを日本でやっている関係で、中国茶の急須、茶器や茶道具、そして、いろいろな種類お茶の葉を頼まれていたので、母と私で御茶屋さんをいろいろ巡ってきました。人から聞いたり、ガイドブックで調べたり、また、お茶のお店を見つけると入ってみたりして、10軒以上は回ったでしょうか?中には試飲にお金を取ろうとするとんでもない所もありましたし、売る気があるのかと思うような対応の酷いところも結構ありましたが、実は最後の最後で素敵なお茶のお店に出会うことができて、気持ちよく、そして、楽しい「中国茶」の買い物ができました。私達母娘も楽しいお買い物で大満足でしたが、妹も大満足だったそうです。そして、実は滞在中二度お店に足を運んだのですが、二度目のときは上海に駐在している友人が「私も行きたい!」ということで、一緒に行ったのですが、彼女もとても気に入ったようで、「また来る!」と言ってました。

お店の名前は、「上海 匯豐莊」(Shanghai Hui Feng Tea-Store)。ガーデンホテル(ホテルオークラ)から歩いて10分くらいでしょうか?ここは茶器も、茶道具も洗練されたものが置かれていて、いわゆる芸術家の作品も揃えていました。お茶の葉も沢山の種類がありましたし、回転が速いのでお茶の葉も新鮮です。そして、何よりも良かったのが、お店の女性の笑顔と丁寧な対応。一緒に行った母も、とても喜んでいましたし、「久しぶりにホッとする場所に出会えたね」と二人で話していました。なんと母はこの旅行の後、2月にまた上海に遊びに行っているのですが、そのときにも寄ったようです。ただ、母の談によると、すごく繁盛していて沢山のお客さんがいて、そのときにはお茶の葉を買うのがやっとだったとのことです。ゆっくり見たければ朝一番で行ったほうがよさそうですね。

結局、気に入ったデザインの中国茶用の急須があったので、そして、妹の出していた条件(宜興紫砂、150ccなどなど)をすべてクリアしていたので(結構中国茶器も追求するといろいろあります)、急須2つと竹製の茶盤を1つ、茶杯2客、そして、お茶の葉を5種類ほど購入しましたが、お茶の葉も、小分けしてパックしてくれるので、とてもよかったです。お茶の葉の種類も何十種類と置いていました。後日談ですが、妹が実家に帰ったときにその茶器とお茶の葉でお茶をみんなに入れてくれたようですが、美味しくて、お茶の葉も質のいいものだったと言っていました。

実はこのお店、友人から借りた日本の雑誌にほんの3cm平方ぐらいのスペースで掲載されていたお店で、ふと見つけて、ホテルのコンシェルジェにお願いをして品揃えと開店時間を確認して行ってきたのですが、ほんと嬉しい大発見!でした。でも、さすがにいい噂は広がるのは早いのでしょうか?その後、HANAKOの上海特集でも取り上げられていました。先月母が再度行った時に混んでいたのはそのせいかもしれませんね。

それにしても、中国茶も本当に奥が深く、お茶の葉も発酵の度合いや産地や質によって細かく分かれていましたし、茶器もいろいろな種類がありました。わからないことがあると、携帯から日本の妹へ連絡していろいろ聞きながら買い物をしましたが、とても楽しかったです。中国茶のすごさを改めて知った旅行でした。

「上海 匯豐莊」(Shanghai Hui Feng Tea-Store)
住所:茂名南路124号乙 (ガーデンホテルから南に茂名南路をまっすぐ歩くと右手にあります)
電話番号:(021)64727196


上海雑技談

行った友人から、「雑技談は是非見たほうがいいよ!」と言われていたので行ってきました。上海に駐在している友人がチケットの購入をお手伝いしてくれたのですが、やはり行ってよかった!です。昔、テレビで見たことはありましたが、本物はやはりそれなりにすごかったです。それにしても、失敗したら成功するまでやり直すのにはびっくりしました。ただ、近くにいらっしゃった方が以前にも来られたことがあるようで、「今日も楽しかったけど、以前の方が内容が良かったなあ」とぽろっとおっしゃていました。。帰りはタクシーが長蛇の列になるので、行かれる方は注意してください。私達は早めに出たにも関わらず長蛇の列だったので、歩いてホテルまで帰りました。帰り道、ローソンに寄ったりしてそれはそれで楽しかったです。






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